幼児期からの学習で算数が好きで得意な子にしましょう

幼児 算数
幼児向け
2023年11月1日
幼児期からの学習で算数が好きで得意な子にしましょう

幼児期から算数を学習しておくと、どういういいことがあるでしょうか

算数が好きになります

幼児期から数に触れて育った子は算数が好きになります。
以下のようなことをしてもらった子は、算数の学習を始めると興味を持って
意欲的に学習するので、学習が順調に進みます。

  1. 数唱を聞かせる(1、2、3と唱える)
  2. 物の数を数えてみせる
  3. 数字を読んで聞かせる(身の回りにある数字や数字の表など)

算数・数学が得意になります

幼児期から算数の学習を始めて、足し算、引き算、掛け算、割り算などの算数の基礎をらくに出来るようにしておけばその後の学習が順調に進み、算数・数学が得意になります。

学校の算数・数学がらくにできるようになります

落ちこぼれが最も多い教科が算数・数学です。
算数・数学は段階を踏んでレベルアップしていきますので、いったん学校についていけなくなると、取り戻すのが困難な教科です。
先取り学習で、常に学力の貯金がある状態にしておけば、学校の進み方がどんなに早くてもらくについていけます。
数学は高校になるとついていけなくなる子が激増します。
しかし、先取りによって前もって出来るようにしておけば、らくに学校についていけて、大きな負担なくできるようになります。

知能の高い子になります

脳が急速に発達する乳幼児期に頭を使うことで、高い知能が育ちます。
乳幼児期の学習の楽しみな点は、学習すれば学力がつくだけでなく、学習を通じて脳の発達が促進され、知能の高い子になるということです。
筋肉と一緒で使えば使うほど頭がよくなります。
学習内容が高度になればなるほど、高度な頭の使い方をするので、脳もそれだけ発達するのです。

最も落ちこぼれの多いのが数学です

落ちこぼれ七五三

落ちこぼれ七五三と言う言葉があります。学校について行ける子が小学校では7割、中学校では5割、高校では3割になるという意味です。
落ちこぼれが最も多いのが算数・数学で、小学校6年生の算数のテストの平均点は50点台と言われています。
つまり6年生になると、半分もわからなくなる子が多いということです。
高校数学では、高2くらいからわからなくなる生徒が急増します。中学校の間はパーフェクトと言えるくらいよくできた子でも高校になると急に出来なくなるケースが多いのです。
これは、学習する内容が高校になると一気に難しくなり、量も増えるためです。

こうすれば誰でも高校数学ができるようになります

中学数学、高校数学を誰でもできるようにする方法

このような落ちこぼれの現状を打開する方法はあるのでしょうか。
どうすれば、誰でも中学数学や高校数学を出来るようにできるのでしょうか。
それを可能にする唯一の方法があります。
それは、内容の絞込みと先取り学習です。
家庭学習では学習内容を長い将来にわたって大事になることだけに絞り込む、そして先取り学習によって学力の貯金を作っておく方法です。
あれもこれもやるのではなく、中学校や高校で必要になることに絞り込んで学習する。そして時間をかけて先取り学習を進め、学校で習う前に出来るようにしておくことです。
中学校に入る前に中学数学ができるようにし、高校に入る前に高校数学ができるようにするのです。
学校で習う前に、前もってできるようにしておけば、学校の進み方がどんなに早くても、どんなに量が多くても、らくに出来るのは当然 です。
高校に入ってから高校のことをやり始める場合、多くの生徒が途中からついていけなくなります。

中学生、高校生でも苦労することを本当にできるのだろうか

しかし、中学生・高校生でさえ苦労するような難しいことをそれ以下の年齢で出来るようにすることなど、本当に可能なのだろうかと思ってしまいますね。
もちろん、一足飛びに高度なことが出来るようになるわけではありませんが、以下のような方法で学習を続けていけば、誰でもできるようになります。

  1. 出来るだけ早い時期から始める
  2. すぐできる易しいことから始める
  3. その易しいことを、繰り返し繰り返し学習して、さらにらくにできるようにする
  4. スモールステップで徐々にレベルをあげていく
  5. すでに学習済みのことを常に復習しながら進めていく
  6. やる内容を将来にわたって大事になることに絞りこむ
    (高校数学に必要な代数計算に絞りこむ

高校数学ができるようにするためのステップ

早い時期に数に触れて「数」を好きにしておく

冒頭で取り上げましたように、早い時期から数唱を聞かせたり、物を数えてみせたり、数字を読んであげて、数に興味を持たせ、数を好きにしておけば、算数を始めてから興味を持って楽しく学習でき、学習がスムーズに進みます。

幼児のうちに小学校低学年レベルの算数ができるようにしておく

早い時期から教材学習を始めて、小学校入学前に数年間学習すれば、小学校低学年レベルのことができるようになります。
(順調に進めばそれ以上の学力をつけることも可能です)

小学校の間に中学数学を終えておく

幼児の間に小学校低学年レベル以上に進んでおけば、小学校6年間で中学数学を終えることが可能になります。

中学校の3年間で高校レベルの半分以上を先取りしておくことができる

中学校入学と同時に高校レベルの学習を始めれば、高校入学前に高校課程の半分程度を終えることが出来ます。がんばり次第で高校課程を終えてしまうことも可能で、10年以上継続学習して先取り学習を進めて来た生徒の多くは、このようなことができています。
内容を絞り込んだ自習用教材なら、このように学年を大きく超えて進んでおくことが出来るのです。

子育ては長期計画で

このように高校時代までを見据えた長期計画で子育てを考えることで、普通はとても難しいと思えるようなことでもできるようになるものです。
そのまず第1歩が0~3歳までの間に豊かな働きかけをしておいて高い能力を育てておくこと、そして、机に向かって学習することが出来始めた時点から、楽しく無理なく学習を進めていくことです。
ただし、幼稚園3年間の前半は、まだまだ幼児性が強い時期で、気分にむらがあり、集中できる時間も短いものです。
いわゆる「お勉強」には向かない年齢ですので、簡単なことを短時間、腹八分で楽しく学習することが大事になります。
年中の後半から年長の頃に安定してコンスタントに出来るようになることを目標に、親子で楽しく学習するようにしましょう。

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